ケーススタディ

SureWest ケーススタディ

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  1. 概要
  2. プロフィール
  3. ビジネスチャレンジ
  4. Cloudmarkのソリューション
  5. 結果
  6. 結論

概要

お客様

SureWest Communications

業種

インターネットサービスプロバイダー

ビジネスチャレンジ

スパムの送出が増大して、リソース(CPU、ディスク、管理者)消費量が増えてきていたため、会社がほかのISPのブラックリストに入る危険性があった。SureWestは実装済みのSpamAssassinの機能を拡張できる送出フィルタリングソリューションを求めていた。

Cloudmarkのソリューション

Cloudmark Authority for the Apache SpamAssassin

メリット

  • スパムの送出が爆発的に増大したことが判明したため、それを予めブロックして、ブラックリストに入る可能性を低くする。
  • CPUの負荷が大幅に小さくなり、SureWestはハードウェアで処理するメッセージ数が一時間あたり50%増やすことができた。
  • 精度が改善されたため、Cloudmarkの記録では送出メッセージのフィルタリングで誤検出が皆無になった。
  • インストール済みのSpamAssassinを最大限に活用する。

プロフィール

SureWest Communicationsは、国内でも屈指の通信の単独持ち株会社です。Northern Californiaで90年の社歴を誇るSureWestは、ファミリー企業で信頼性の高い高機能な通信製品とサービスの統合ネットワークを持っており、デジタルケーブルTV、光ファイバー、PCSワイヤレス、高速インターネットアクセス、データ送信、地域内/長距離電話サービスを展開しています。国内で33%の家庭用DSLへの浸透度を誇るSureWestは、サービスエリア内では100%DSLを提供可能です。

ビジネスチャレンジ

2007年の終り頃、SureWestはスパムの送出が判明して問題になっていました。ウェブメールの加入者に直接影響を与えかねないため、この問題を即時解決できるソリューションを探し始めました。また、同社はそのネットワークのボットネットと、スパム送出の問題のため、ほかのISPのブラックリストに入れられる危険性があることを認識していました。SureWestでは、スパムの送出によってメールの問い合わせが増加し、ユーザーのメール送信の遅延や会社全体に波紋が生じる可能性がありました。遅延の原因を調査することや、スパム送出の問題を正す過程が、管理上大きな負担になっていました。

この問題により積極的に取り組む方法がないかと模索していたSureWestは、複数のアンチスパムソリューションの評価とテストを行いましたが、そのほとんどが同社のオープンソースのメールプラットフォームに容易に統合できませんでした。SureWestは、キャリアスケール環境で実行できない「密閉箱」のようなソリューションも却下していました。

Cloudmarkのソリューション

SureWestのチームメンバーは、CloudmarkのチーフサイエンティストVipul Ved Prakashが開発したオープンソースのプラグインであるRazorを前に使用した経験があったため、同社はSpamAssassinのキャリアクラスのソフトウェアプラグインであるCloudmark Authorityをテストしてみることにしました。統合レイヤーのCloudmark Authorityは、Cloudmarkの最新の脅威のシグネチャをSpamAssassinに提供します。Cloudmark Authorityはフィルタリングの精度およびパフォーマンスの改善には即効性がある上、SureWestは同社のオープンソースを廃したり、改変する必要がなかったのです。

Advanced Message FingerprintingTMとGlobal Threat Networkの確証された報告を駆使し、業界一精巧な脅威検知システムであるCloudmarkは98%の精度とゼロにきわめて近い偽陽性で迷惑メールを発見します。この高精度だけでなく、Cloudmark Authorityが他のソリューションと比べてわずかな処理能力で迷惑メールを阻止できるのもメリットです。

Cloudmark Authorityは、処理負担の大きいルールではなく、軽量のAdvanced Message Fingerprintingアルゴリズムを使用します。スキャンのパフォーマンスに影響を与えることもありません。メッセージは、Cloudmark Authorityが持つ既知の「悪いフィンガープリント」や脅威のシグネチャのメモリキャッシュに照合されて、高速でスキャンされます。このローカルキャッシュは、「45秒ごとの」頻繁なCloudmarkの脅威情報を受信して追加します。その結果、Cloudmarkは従来のソリューションよりもCPUサイクルを大幅に減少させる一方でフィルタリングレートを向上させています。また、Cloudmarkの効率性と安定性により、サービスプロバイダーはその規模を問わずインフラストラクチャおよび管理要件の予見性を時間とともに高めていきます。

結果

Cloudmark Authorityは、同社のApache SpamAssassinメールプラットフォームに実装されました。インストールはものの15分で完了し、ハードウェアとフィルタリングの両方を合わせた結果が即時現れ始めました。

全体的なパフォーマンスの向上とスキャン時間の短縮

SureWestは、Cloudmark Authorityによって、全体的なメッセージのスループットが15~20%ほど向上しました。メッセージのスキャン時間は一メッセージにつき5~7秒かかっていたのが1秒以下になりました。

負荷の軽減とCPU

SureWestの平均的なCPUの負荷は約半分に軽減され、ユーザースペースCPU使用率はピーク時で30~20%減少しました。結果としてCPUの使用率は大幅に減少しました。

フィルタリングの改良

SureWestは仮想環境に移行し、ハードウェアマシンを4基から2基に減らしました。このようにハードウェアを減らしたにもかかわらず、同社は処理可能なメッセージを一時間あたり50%増加させたという効果を得ることができました。

結論

SureWestはCloudmark Authorityの実装と、ハードウェアの仮想化を同時に行いました。同社は物理マシンの数を25%減らすことができました。また、中期的にはハードウェアを60%減らす予定です。SureWestは、Cloudmark Authorityの導入によって、以前の設定の通常のマシンではなく仮想ボックスを通じて2倍のメールを処理することができるようになりました。

SureWestは、Cloudmark Authorityの導入によって、あるユーザーアカウントが大量のスパムを送信しているところがわかるようになり、ネットワークからそのようなメッセージが送出されるのを防止することができるようになりました。また、これらのメッセージを積極的に識別およびブロックすることによって、ネットワークから送出されるスパムの量が減り、その結果、ほかのISPのブラックリストに入れられる可能性が低くなりました。

SureWestは、SpamAssassinのルールやリストを維持する必要がなくなったため、Cloudmarkは管理コストも減少させたことになります。その結果、顧客はセキュリティの強化、ウェブメールの品質向上といったメリットが受けられるようになりました。

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Cloudmark AuthorityはSpamAssassin環境に容易に統合でき、送出フィルタリング精度の向上、スキャン時間の短縮、管理コストの削減といったメリットを即時発揮します。リソース要件のハードルの低下およびサービス品質の改善を行うCloudmark Authorityは、当社にとって特別な価値をもたらすものであるという証明がなされました。

- Scott Barber
SureWest


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